国宝の出雲大社本殿(島根県出雲市)の60年に一回ある建物改修行事「平成の大遷宮」が昨年ありましたが、その以前60年使われていた畳が展示されることになりました。
展示は2014年2月8日(土)〜3月23日(日)までで、奈良県の県立橿原考古学研究所附属博物館の「出雲大社展」イベントにて公開されています。
この展示されている畳は出雲大社にまつられる大国主神(おおくにぬしのかみ)のご神体がある「御神座」のそばにあったもので、長さが175cm幅が96cmだそうです。心御柱(しんのみはしら)という柱隣にしかれていたそうで、四方の一部が円柱に切り込みされています。
2013年5月の大遷宮で新しくした畳の芯材(畳床)は、「国産本畳 熊本県岡部商事の稲わら畳床」で紹介している岡部商事が製造したもので、稻わらは熊本県阿蘇市や山都町のわらを使用しています。400枚ほどでした。