柄畳表は「花ござ」にはじまる伝統的な畳表の織り工法です。現代では様々なカラ模様を用いた畳表があり、イグサの染め色を多様化した色彩豊かな柄表もございます。
天然イグサの特殊織り込み畳表の畳
畳表にはいくつかの柄表があります。ここでは天然イグサを使用したものをいくつかご紹介します。
平成(目積表)
目が細かいのが特徴です。へりなし畳(琉球畳)にも使用できます。
紅葉
市松柄にもみじ模様が織り込んであります。
あやめ
通常の畳目より幅が広く織り込んであります。
市松
一般的になじみのある柄表で、縁際が市松模様になっています。畳端から中央にかけてだんだんと普通表のようになっていきます。
竜峯
中央に亀甲紋が織り込んであります。1畳で2ヶ所の柄が露出する感覚です。
竹林
大きな竹模様です。畳全体に大きく柄が浮き出ています。
友禅
亀甲柄と花柄の組み合わせで、1畳あたり結構柄がでます。