◆ カイハツたたみボード


”カイハツたたみボード”は、木材チップを高温で繊維化したものを板状に仕上げ、さらに熱処理を加えたファイバーボードです。一般的に「建材畳床」と呼ばれている畳床の素材の一部に使われています。

現在、住宅畳の支流である建材畳床の材料は多数ありますが、木質性ボードはメイン資材にあたるといえます。

この木質性ボードは、建材ボードにも使われていますが、”たたみボード”は密度を低く抑え硬さ(足触り)を柔らかくしています。


・ ムラが無い
表面のムラが無く均一であるのはもとより、稲わら畳床の等級にもよりますが”わら素材”よりも長い間敷き面を保ちます。

・ 吸湿、放湿性
木質性ですので当然に”吸湿、放湿能力”が”稲わら畳床”のようにあります。特に放湿能力は高いので湿気に対しては”稲わら畳床”より強いといえます。

・ 防虫
原則としてダニの繁殖はなく、現在の住宅事情にマッチした衛生環境を保つことができます。

・ 信頼
多量に使われるようになってから、かれこれ20年にはなります。耐久性は信頼できるものと言っていいでしょう

・ コスト
それぞれのタイプによって値段はバラツキますが、稲わらに比べて木質チップの流通は安定してるといえます。



■ L型

”カイハツたたみボード”の間に、ポリエチレンフォームをサンドイッチした3層型の普及タイプです。



■ K型

”カイハツたたみボード”を上部に、ポリエチレンフォームを下部にした2層型。

コンクリート・モルタル直敷き用の湿気対策に適切なタイプです。



■ J型

”カイハツたたみボード”だけで構成したオールボード型。

耐久・耐圧性にすぐれ、高級畳床として使われています。



■ 平成L型

L型タイプの上に”防虫本麻シート”を構成して逢着されています。

足触りが格段によく、”稲わら素材”のような自然な感触を実現しています。

上層部のたたみボードを2mm薄くしてあり、厚みは通常と同じ仕様に仕上げます。



■ 床暖房型

畳床下に”床暖房”を施工した場合に使用する畳床です。

ボード内部すべてに間隔的に穴があけてあり、床下からの伝熱を向上させています。また、補強材を用いて乾燥収縮を補っています。

ワラ畳ですと、乾燥して寸法が収縮し、極端な隙間が出てしまうほか、ワラ自身の繊維質がパサパサに崩れてしまいます。



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