カネライト畳フォームは、”鐘淵化学工業株式会社”の製造販売する畳専用ポリエチレンフォームです。一般的に「建材畳床」と呼ばれています。木質性たたみボードど併用したり、ワラにサンドイッチさせて畳床として使用されています。断熱性が高く、湿気に強いのが特徴です。

カネライト畳フォームは、フロンガスを一切使用していない「ノンフロン」タイプです。畳床として主に4タイプあり、すべて畳床逢着してあります。

建築構造物に合わせてタイプをセレクト!

本畳の感触をそのまま継承した「わらサンドタイプ」。畳敷き床下がコンクリートやモルタルの場合は、「Ⅱ型タイプ」。そしてスタンダードな畳用木質製チップボードを組み合わせた「ボードⅢ型タイプ」など構造物に合わせたバリエーションをご使用ください。


わらサンドタイプ

”稲わら”を上下にサンドしたもので、畳の足触りは”わら畳床”そのものです。稲わら自体のヘタリが使用年数によって若干あります。また、ダニ対策は個別に防虫加工が必要です。JIS A 5901-PS規格

カネライト畳フォーム わらサンドタイプ

Ⅱ型タイプ

上部に畳ボード、下部に”カネライト畳フォーム”の構成です。主に、畳床下からの湿気防止にもちいる場合が多く、畳下がコンクリートやモルタルである和室構造に使用するケースです。鉄筋鉄骨などのマンションなどです。JIS A 5914-KTⅡ規格

カネライト畳フォーム Ⅱ型タイプ

Ⅲ型タイプ

畳ボードを上下にサンドしたタイプで、建材畳床の通常タイプがⅢ型となります。このタイプであれば長期間の使用でも、ヘタリがでにくく、稲わらを使用していないので、ダニの心配もいりません。現在、一般建築住宅やハウスメーカーなどの畳床規格は、ほとんどこのタイプになります。JIS A 5914-KTⅢ規格

カネライト畳フォーム Ⅲ型タイプ

Cタイプ

Cタイプと呼ばれるこのタイプは、カネライト畳フォーム上にベニヤ補強材、クッション材を構成し、湿気の吸入放出がほとんどなく、畳の特性は薄れますが、完全湿気対策や完全ダニ対策に使用される畳床のひとつです。重量が非常に軽く仕上がります。JIS A 5914-KT K,N規格

カネライト畳フォーム Cタイプ